学際出店

学際出店
〈 紙漉き商品の作成と販売 〉

日程:文教大学 聳搭際2日間

目的
フェアトレードの仕組みを用いて、バリ島バヌア村で生産された手すきの紙を日本で商品化し販売しています。売上はバヌア村に全額還元します。日本で販売することにより、バリ島バヌア村のPRとしても商品販売を行います。

内容
①バリ島 バヌア村での紙漉き活動によって製作された紙をゼミ生が製品化した商品の販売
②バリ島から送られてきたポストカードの手すき紙に、学生自身でデザインしたロゴやキャラクターを印刷し、学際で出店します。地域の方も多く訪れてくださるため、現地の活動がよくわかるように、バヌア村での紙漉き作業の工程の動画などを流して販売していきます。
③紙漉き商品での売上はバヌア村に全額還元します。


大学内での紙漉き

学園祭当日は学生だけでなく、大学の近くに住んでいる一般の方々も来てくださいます。今までは、バヌア村からの紙漉きを商品化し販売することしかできませんでしたが、ゼミ内でリサイクル紙漉きができるようになったことから、販売だけではなくこれからは学際でか「リサイクル紙漉き体験」ができるようになるとより一層イベントとしても紙漉き商品の販売に繋がっていくことが期待されます。


2020年 学際出店

今年はコロナウイルスのため学園祭を行うことができなかった為、紙漉き商品の販売ができませんでした。8期生のゼミ生が卒業研究として「リサイクル紙漉き商品の研究」を行い、今までの商品化した制作物で形が崩れてしまったものを、リサイクルし紙漉きし直して新しい商品にします。写真はリサイクル手順を9期生にレクチャーしているところです。


ネット販売

黛ゼミナールではオンラインでの紙漉き商品の販売もしています。学際での出店では地域の方と関わり直接的に商品を紹介することができますが、人数に限りがあるため、インターネットサイトでの販売もしています。

紙漉き商品販売サイト
https://mayuzumisem.stores.jp/


活動感想:代表担当者 野口
学園祭での紙漉き商品の販売は、事前の出店準備(講習会)から学園祭当日も色々な作業があるので、担当者を中心に黛ゼミのみんなで役割分担しながら協力して準備してきました。準備の段階において苦労して試行錯誤が必要ではありますが、その成果が実際の売り上げや調査結果に繋がるのでとてもやりがいのある活動です。黛ゼミとバリ島の紙すき製品のマーケティング、ブランディング、新たな商品開発などは、卒業研究に関係のある活動になります。このため、先輩と後輩の間で教え合いながらコミュニケーションをとり、この学際において紙漉き商品を販売するという活動の意味を考えながら取り組み、今後も有意義な活動にしてほしいと考えています。紙漉き商品はバリ島のバヌア村の方々の想いが詰まっているものなので、黛ゼミのみんながバヌア村と日本での懸け橋となれるようにこの販売に取り組んでほしいです。